旦那に言われたこと(愚痴だぜ!)
30代後半 粘膜下子宮筋腫持ちが不妊治療に挑む壁打ちブログだぜ!
1回目の採卵の時。
6/17からゴナールF300単位/日とデュファストン(5)4T/日を開始。
初めての自己注射、旦那に見てもらいたかった。わたしゃ、結構頑張ってます。自己注射毎日するんだぜ、見ろよ。(意訳:労わってください)
ところがどっこい、旦那さんは「ワアー」と言ってスルー。
・・まあ、あんまり注射とか好きな人いないよね。そういう反応だよね、わかるぅ。
6/28、1回目採卵。この時のことはいつか書きます。当日、私はずっとベソをかいていたことだけ先に記しておく。
さて、1回目採卵の3日くらい前。私は自己注射や今後のオペ(腹腔鏡+小切開)が怖すぎてメンタルがた落ち。でも、お金のことも大切なので、補助金の手配をいっしょにやってもらおうと旦那氏に話しかけました。本当のこと言うと、補助金のことはぜんぶ旦那さんに任せたかった。だって、私は通院やら投薬やらけっこう頑張っているのに、旦那さんはゲームしてるんだもの。ちょっとは手伝ってくれたっていいじゃない。旦那には、私の代わりに卵を育てることも通院もできないんだから、せめて「僕も協力してるよ」という誠意を見せてほしいな。そんな気持ち。
でも、旦那は「自分のことなんだから自分でやってよ」とのこと。
あー・・そうね、私のことですよね・・・。
落胆。
その後、一応、都と区の補助金について調べて、セカオピ前のクリニックに書類の手配をしてくれたものの、
「自分のことなんだから、自分でやってよ。女性のクリニックに男が電話したもんだから、受付の人戸惑ってたよ」とのこと。
まあ、そうですよね・・・クリニックの診察券は私の名前ですもんね・・・
正しいことを言われたような気がするが、「いや待て、日本語通じるんだから電話口で説明すれば良いんじゃん」と思いイラッとしてしまう。
どうやら、旦那氏は、私が「オペしたくない・・オペしたくない・・・」とベソかきながら連日つぶやいていたことに、ずいぶんイラッとしていたらしい。
え、だってオペ怖いでしょ。誰が望んで腹を切るんだい。わしは侍ではない。いや、侍だって腹切る趣味はあらんやろ。
私は、オペしたくないこととか、不妊治療で頑張っていることとか、旦那にもわかってほしかった。もしくは、ただ聞いてほしかった。だって奴には態度で示す以外に不妊治療している妻を手助けする方法ないでしょ(種を出すことと金を稼ぐこと以外は)。
ただ聞いてくれて、「そうだね、がんばってるね。オペ怖いよね」と言ってくれたらよかったのに。
しかし、実際のところ、旦那氏が言ったのは
「そんなに嫌ならやめればいいじゃん」
「これしきの予測不可能なことで振り回されてたら、子供が生まれたらやっていけないよ。親族の子供を見てると、予測不可能なことばかりだよ」
「オペが怖かったら、出産なんてできないでしょ」
「妊婦だってメンタル揺らぐんでしょ」
・・・
サイの角のようにただひとり歩め。
婚活していたときや結婚当初、いわゆるマリッジブルーだったのかもしれないけど、なんだか悩んで仏陀の本とか瀬戸内寂聴さんの本を読んだりしました。
そこで知った言葉。私はブッディストさんではないので、詳細はググるべし。
ただ、しっくりきた。
旦那は挙児を強く望んではいないので、この不妊治療には「付き合ってもらってる」ことになるのか。そうかもね。
私は旦那に聞いてもらうことを望まない方が楽になれる。不妊治療に関しては。
不妊治療では、同じように治療をしている人がいたとしても、経過は同じではないし、いい意味でもそうでなくても卒業もある。ブログを漁れば筋腫持ちの人もいる。オペした人もいる。私のオペなんか「へでもない」くらい大変なオペをされた方もいる。
情報交換などで助け合える時もあるけど、根本では個人プレーなんだ、と思った。(わたくしの主観です。ほかの人がそうでないことを祈る)
そんなこんなで、「サイの角の気持ちを忘れてはイカン」と、私はべそをかきながらネットの海でサイの画像を漁り、なんだかシンボリックなサイの画像を白っぽく綺麗に加工し、スマホの待ち受け画像にしたのでありました。
以上、めっちゃ主観ですが、私の不妊治療はどうも個人プレーであり、魂はサイの角を目指しています。